<第2話> 死にたがりの手紙
集団練炭自殺の遺体を解剖するミコト(石原さとみ)らは、1人の少女だけが凍死であることを突き止める。その上、解読不可能なダイイングメッセージも見つかり・・・。
あらすじはTBSオンデマンドから引用しています。
相関図は公式サイトよりお借りしています。
練炭の一家心中から始まるストーリー。
実は、練炭での自殺と言うのは、無理心中を図った親に、
一緒に道連れにされそうになったと言う経験があるミコト。
だから「練炭のエキスパート」などと言われます。
そして無理心中なんて言うのは日本だけで、
海外では「murder-suicideって言うんだよ!」と。
(murder=殺人 suicide=自殺)
途中でこうすれば丸く収まる!と言う所長に、
「助けてって言う彼女の言葉は、生きている間も助けられずに、死んでからも見なかったことにするんですか!?」
ミコトは諦めません。
後半自分たちも車の中に閉じ込められ死が迫る中、
「何を食べたいか」を話し合うミコトと六郎。
この危機的な状況が描かれるシーン、まさにこれでした。

- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
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で、この話はもう、ミコトのこのセリフにつきます。
六郎に「ミコトさんって絶望することとかあるんですか?」と聞かれて、
「絶望してる暇があったらうまいもん食べて寝るかな!」
もうほんと、端的に、生きると言うことを現しているセリフで、
私はこのシーンが一番好きです。
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