猫好きダイアリー

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取り組みやすいコーチング。「しない」ことが大事。


少し前にも、ちょろっと書きましたが、先日ようやく読み終わりました。

コーチングの神様が教える「できる人」の法則

コーチングの神様が教える「できる人」の法則

  • 作者: マーシャルゴールドスミス,マークライター,Marshall Goldsmith,Mark Reiter,斎藤聖美
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: 単行本
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マーシャル・ゴールドスミスさんのコーチングの本。
これ、よかったです。


私はNLPというものを学んでいて、
NLPはカウンセリングもコーチングもできるって言われてます。
実際に目標へのアプローチ方法も知ってるし、
問題解決へのアプローチも知っている。
知っているというか、学びました。

しかしそれらが実際に、
現実世界でどの程度使いこなせるかというのは全く別物だと思っています。
NLPを学んでいたとしても、え?と思う人にも出会うし、
友達とうまくいかなくなったりする。
これを学んでいるからこそ辛辣なフィードバックをもらうことすら。


こういうのを学ぶ時ってアドオンなんですよね。
今よりもっと身につける。
もっとスキルを身につける。
こんな言い方を身につける。
こんな振る舞いを身につける。
積んで積んでいく方式です。


もう何年前になるか……初めて『コーチング』が
タイトルに含まれた本を読んだ時に
『人の話を聞くというのはこういうことなんだよ』
ってことが書かれていて、目からウロコが落ちました。

それから私は『人の話をしっかり聴く』というのを
実践するようになりまして。
相手の話を持って行かない、
切り返して自分の話をしない、
挟まないということをすることなんです。


『ねぇねぇ、この間こんなことがあってさー』
「えー、そうなんだ!私もさぁ……」
的なね、会話の返しで自分の話をしてしまうこと。
よくありますけど、これをやらないってことです。

これ、アドオンではなくて、むしろマイナスです。
しない、ってこと。

今回の本でも『ついやっている悪癖20』が詳しく紹介されています。
もっと何かをしなくて良い、
あなたはこれをすることをやめればいい、
そういうことです。
これ以上何かをしないで、もっと効果的に人と関わることができる。

実際書かれている内容は、すごく具体的で、
分かりやすく、行動に移しやすい事例ばかりでした。


例えば、

上司との関係において、例えば上司が間違っていたりとか、
自分が思っていることと全然違うことを言ってきたとしても、
ほとんどの人は反論しません。
それはなぜか?
それをすることで何か良い結果に結びつくことはないと、
誰もが知っているからです。

そんな件は思わず笑ってしまうほどその通りだなぁと思いました。


それから人間関係全般において
『好感度高く接する』よりも重要なことは
『相手を不快にさせないこと』とあって、
これもなるほどなぁと思いました。
そうそう、特別なことをする必要はなくて、
むしろ余計なことをしない。

9/10は白でも、残りの1が黒なら、
オセロが全部ひっくり返ってしまう可能性がある。

それよりも、淡々とグレーでいること。
その方が大切。

これほんとに、ハラオチしたというか。
それですぐにそうなってないところがまた私ですが、
でもほんとに納得しました。

なんで私が人間関係うまく行かなくなるのかも、納得したし。


逆に、何かスペシャルな方法とか、秘策とか、
そんなのを求めている場合、この本は向いていないと思いますが、
でも現状を少しでもいいからいい方向に変えるには?と思った時に、
どうやって取り組めば良いかまできちんとわかるこの本は、なかなかの良書だと思います。

けっこう分厚いけど、時々読み返したいなと思うくらい気に入りました!